昔から少し過激な思想だったんですよ。


物心ついた時には
『地球』
とか
『自然』
ってのが大好きで。

手塚治虫さんのブラックジャックでBJが恨みを持つヤツらに、自分の持つ力を使い復讐して
『この自然の美しさがわからないヤツは死んだ方がいい』
的な発言をして終わるお話があるんだけどさ、これにものすごく共感した覚えがある。


社会や世間では批判がでてもおかしくないような考えや発言を目にした時
それを僕は感じることはできるけど、心のどっかでは
でもそれがリアルだなとか思ったり
その考えや発言も理解はできると思ってしまう

物事の本質!
とまでは言わないけどさ。
得てして世間や社会から批判されるものこそ、その時に必要なもんなんじゃないかって感じる。

だからブラックジャックのその台詞を聞いた時に、僕はなんだかわからない衝撃に襲われたのを強く覚えてる。

いつだってそうだ
衝撃を受けたその時ってのはまだ自分がおっつかなくて・・・
その時の衝撃を言葉や理論で説明できるようになってからその記憶に重ねる。
そんで自分の経験を都合よく上書きして、落ち着いて整理しちゃうんだ。

人はみんな理解、説明、解明しないと怖くてしょうがないからね。
そんなのは小さい世界でしかないのに・・・
もし人間が本当の意味で『進化』『成長』するとしたらこの壁を越えられた時だな。


話がそれましたね。

だいたいそういうことを考え出したのが中学時分。
無駄な殺生や自然破壊はしなくなった。

そこからはだんだんエスカレートしていって
『動物』や『植物』が好きになっていった。
同時に動物園と水族館が好きじゃなくなった。
行ってもテンションが下がるようになった。
同時に人間を少し嫌いになった。

例えば部屋に出た虫を殺さなくなった。
でもマナーや礼儀の悪い人間を街で見ると死ねばいいと思うようになってしまった。

大学時分、頭がおかしくなるくらい迷走したことがあった。

地球、自然、動物、植物、空気・・・人間以外のもの。それが大切なもので。大好きで。

それの大切さも感謝も知らず、自分の欲望の為だけに破壊行為を繰り返す人間。
醜くく死すべき生命体。

しかし何より自分もその『人間』であること。
そして自分は
『生きたい』
と思ってしまうこと。

この矛盾に苦しんだ。
どうしようかと悩んだ。



そんなこと考えたってしかたない
それはエゴだ
君にはどうすることもできない
変わらないんだからそんなの考える意味ない
所詮は妄想、理想


正直そんなことはわかってる。
何度も諦めようとした。
何度も諦めたかった。
目を背ける選択肢を考えた。

でもさ・・・違うんだよ。

もう無理なんだよ、知ってしまったから。


ちっぽけなオレがどれだけ考えようが世界はかわらない。
世の中はかわらない。
そんなのはわかってる。


でも、それでも。
考えることを止めちゃダメな気がするから。
ここで足を止めちゃダメ。

だから今は、罵倒されようが批判されようが無視されようが間違っていようが・・・
オレは考え続けて想い続ける。


人間は嫌いだ
それはかわらない。

でも、だからこそ
僕は人間の可能性を信じたい。


まだまだ人生これからだけど、今はこう想う。