やばいです。
すごい作品ですね


太宰治の人間失格


衝撃的な作品です。
いやむしろあれは作品なのだろうか・・・
作品の存在を知ってる人は多いですが読んだことある人はそこまでいないのではないだろうか・・・

とにかく衝撃的すぎてうまく書くことができませんので
思いつくままに書きなぐります
ご了承ください。


ますこの作品を読もうと思った時

読まない方がいい

と何人かに言われました。
わかります。
この作品は完全に読む人を選びますね・・・
まず、僕の感じ方では女性の人なんかは主人公に共感できないからあまり楽しめないと思うし
ダメ男好きには主人公が可愛く見えたり女性キャラに共感したりとできるだろうけど
それは『人間失格』の本意ではない気もする・・・

マイナス思考の人
世の中が嫌いな人
人間をあまり信用していない人
・・・etc
読まない方がいいでしょう(笑)
余計落ち込んで、嫌いになって、信用できなくなる可能性があります
いやマジでw


さてなぜ今回こんなに僕がこの作品に影響されたか・・・
それは主人公の所々の性格や考え方が自分に似ていたからです。
(もちろん似てないとこもありますが)

道化を演じたり、おかしな不安に怯えたり、信用しながらも信用できず、人に嫌気がさすのに、甘えてしまわずにはいられない。



もう兎にも角にも自分と重なることが多いもので・・・それがすごく嫌でしかたがありません。

でもすんごい、人間として嫌な感じがするのに心のどこかでは共感しちゃって妙に親近感わいちゃって・・・
同族嫌悪ってワケじゃないんだけど・・・
読んでると自分が主人公と重なりすぎて感情移入しちゃうっていうか。


まぁこれ以上僕のこの本への興奮を下手な文章で書き連ねてもキリがないので、もう1つ先の話しに展開させようか。


人間失格にでてくる主人公とおぼしきその人は、子供の頃から始まり
27歳で物語が終わります。

色々あるけれど省きますが、27歳の太宰治は失うものが多く、太宰治の人生の中での節目であったのが予想されます。

言うならば
これより先の太宰治は太宰治ではないというか・・・
上手く言えないけど、太宰治はここで人間の本質たる人間を捨てたような気がします。
そりゃあ憶測の域を越えないのは認めます・・・が、彼の人生を簡単にでもよいから調べ
この『人間失格』を読めばなんとなく言いたいことはわかるはず。



太宰治はこの作品を書きなぐった後に自殺しました。
『人間失格』は当時の雑誌に、向こう3ヶ月掲載されました。

太宰治が自殺したのは1ヶ月目の作品が掲載された直後とです。


きっと
彼の中では死ぬのが決まってから『人間失格』を書き始めたんじゃないかな・・・


何よりこの『人間失格』
多少のデフォルメやフィクションはあるけれども、小説と呼ぶには少し違和感があり
そして太宰治の27歳までの人生そのものなんです!
詳しい内容はネタバレにならないから言わないけどね・・・


でもこの作品の最初と最後は

はしがき
で始まり

あとがき
で終わる


この主人公の生きた物語を別の客観的視線から見ている
という非常に面白い構造だ。


大事なのはこの
『あとがき』

僕も例に習い主人公のストーリーを読み終えた時にとてつもなく絶望にうちひしがれた・・・何よりこの
恥じの多い人生
を送ってきたどうしようもない不器用な人間が自分と重なり、これでもかというぐらい悲しくなった・・・

生きることの辛さとかそういうのが津波のように襲いかかって僕にパンチを喰らわせたあげく勝手に去っていかれた・・・
自分を責めた。
誰からも忌み嫌われ
落ち込んだ。

太宰治は不器用な中で
何度も裏切られる中で
全ての人間、物、事柄を信じた、欲した。

でも信じ続けて・・・裏切られた。
それまで信じ続け求め続けたものは、その最たるものの裏切りによって最期の時を迎える。

そして太宰治たる太宰治は死んだ、こんな言い方はとてもしたくないが世の中の流れに負けたのだ。
僕が悔しくと切ない


しかし
残った身体だけの太宰治は、その身体の限界も察するや全てのものへ渾身のメッセージとパンチを残した

・・・残して死んだ。


人間失格を読み、これは太宰治の人生そのものだと知った時まず思ったのは

自分の人生を恥じていて、負け、くじけ・・・上手く言えないけどそんな感じ。
自分を重ねた僕も自ずと
自分は誰にも受け入れられない最低な存在
とか恥ずかしげもなく思った。


でも何度も読み直し、最期のあとがきの部分で僕は感動し涙した。


そこにはこうありました

私たちの知っている葉ちゃんは、とても素直で、よく気がきいて・・・神様みたいないい子でした


物語の中の様々な世の中に蔑まれ、駄目と言われ、作者が作品を通し失格の烙印を押し、殺してしまった・・・


それでも

そんな人でもそんなふうに感じていいのではないか
神様のようないいヤツだったと

これは太宰治が身体だけ生き残ったあとも過ごし感じ、死を見つめかつ、死ぬ前に到達した領域。


希望と、許しと。

こんな僕でも
それでも生きていてよいのかと・・・


まるで神様に許さたかのような感動がそこにあり、涙しました。



だいぶ長くなった。
読み返せば支離滅裂、文もめちゃくちゃ。
伝わり辛いことこの上ないものを書いてしまいました。


でも今回は編集なしで、あえてこのまま載せることにします。

これを読み、僕がおかしい人なんだと少しでもわかってもらえればそれで丁度いいのかもしれません。